住宅用太陽光発電設備(住宅の屋根等に設置されている10kw未満のもの)は、10年を経過すると「卒FIT」となり、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」からの卒業となります
では、この「卒FIT」を迎える太陽光設備。今後どうすればいいのでしょうか?
①なにもしない
②自家消費率を高める
③買取業者を探してみる
とサラッと考えて3つの選択肢があります。1つ1つを詳しく説明するととんでもなく長い記事になってしまうので以下カンタンにまとめてみました
①なにもしない
通知がきても特になにもせずにそのままにしておく。これでも発電した電力は東京電力や関西電力など、地域の大手電力会社が買い取ってくれます
②自家消費率を高める
たとえば、8.5円/kwhで電力を売り、28円で買っているとしたら?すごいもったいないですよね。それなら自家消費率を高めてみるのはどうでしょうか?
- 蓄電池に貯めて夜に使う
- EVに充電する
- エコキュートのお湯を日中に沸かす
- ハイブリッド給湯器のお湯を日中に沸かす
初期投資は必要になりますが、これからはこの自家消費が主流となり、その選択肢もさらに増えていくと考えられています
③買取業者を探してみる
単純に買取価格というのも魅力の1つですが、再生可能エネルギー普及の目的は地球環境を守り、未来につなげること。地域振興や地域のCO2削減、脱炭素化にチカラを注いでいる会社を探してみるのもおもしろそうですね
※電力業界は難しい用語が多いので少し簡潔な表現としております