電気代が2倍に?明細にその答えが

 

最近、ニュースで見かける「大手電力会社値上げ」「新電力で電気代2倍に」の文字。たしかに電気代は値上がりしていますが、燃料費調整額をふまえた値上がりは、前年比1.2~1.3倍くらいのはずです(2022.7月現在)

値上げの理由としては、ウクライナ情勢、円安、天然ガスの高騰など様々あり、これは事実ですが

でも、これだけで電気代が2倍になったりはしません

電源調達調整費って?

電気代が2倍・3倍になってしまったという方は一度明細を確認してみましょう

多いパターンとして、基本料金・1段階・2段階・3段階料金・再エネ賦課金・燃料費調整額・各種割引があって合計となっていますが「電源調達調整費」という項目がある方はいませんか?

 この項目を細かく説明すると、さらなる専門用語や難しい計算式がでてきてしまい(私の)具合が悪くなってしまうので、ザックリ説明させていただくと

市場で電力を調達して、安い時はもちろん安く提供しますが、高くなってしまった時はお客様も少し負担してくださいね

という事です 

良いか悪いか。

ではなく、市場が高値で推移しているここ数年の状況をふまえると

安く提供されている事が少なく、高値取引の負担が少しどころではない状況になってしまっています

違約金を払ってでも

電源調達調整費の仕組みが解っても、違約金は払いたくないし、、と迷っている方。電源調達調整費の金額と照らし合わせてどうでしょう?数ヶ月で違約金くらい、いやそれ以上に払っていませんか?

普段何気なく支払っている電気代、でもたまには明細を確認したり、これって普通なのかな?と調べてみると良いかもしれません。

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※市場というのはJEPX日本卸電力取引所という電力売買がされるところです。

※電源調達調整費は採用している会社で計算式が異なるので一概に説明する事ができません。