―匝瑳市の地域活性と江戸川区の脱炭素推進化に貢献―
匝瑳市でつくられたクリーンな電力を江戸川区へ
~クールネット東京補助金を活用した取り組みのご紹介~
しおさい電力は、匝瑳市と江戸川区のエネルギー協定の一環として、江戸川区立松江第一中学校に再生可能エネルギー電力を供給します。
2023年12月、東京都江戸川区と匝瑳市が「再生可能エネルギーの活用を通じた連携協定」を締結しました。この協定では、江戸川区が匝瑳市で創出される再エネ電力を導入し、利用を拡大していくことで脱炭素化を推進することなどを定めています。
匝瑳市でつくられた再エネ電力を江戸川区に供給するため、2024年、しおさい電力と市民エネルギーちば株式会社は、区立松江第一中学校への供給電力源として、農業と太陽光発電を同時に行う「営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)」50kWの設備を2か所、匝瑳市飯塚に設置します。
このソーラーシェアリング設備の設置には、クール・ネット東京の補助金を活用しています。
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ソーラーシェアリングの導入により、松江第一中学校に年間約12万kWhの再エネ電力が供給されます。しおさい電力は市民エネルギーちばと協力し、今後もソーラーシェアリングを増設し、江戸川区立施設への利用拡大を予定しています。
そもそもソーラーシェアリングって?
ソーラーシェアリングは、農業を行いながら、その地上に一定間隔に隙間を空けて設置した太陽光パネルで発電も行う仕組みで、自然環境を維持しつつ、再エネ電力を創出することができるのが特徴で、日本はもちろん、国際的にも注目を集めています。
匝瑳市のソーラーシェアリングは、飯塚地区の耕作放棄地等を利用しています。また、江戸川区と匝瑳市で締結した「再生可能エネルギーの活用を通じた連携協定」を背景に、江戸川区の子どもたちによる太陽光パネルの下での収穫体験などを通して、都市と農村との交流の創出にも寄与していきます。
参考